日本の個性

日本の個性 八木秀次著
育鵬社 (2008/10)

皇室は古来から「無私」の心で国や民の幸せを祈ってきた。
「無私」の心はその皇位の継承においても同様である。
それぞれの天皇の血筋というのは、神武系という大きな幹から見れば枝葉に過ぎない。
もしその枝葉がだめになったら(つまり男系男子で継げなくなったら)、
自分の枝葉、血筋にこだわるのではなく、
幹にその地位をお返ししようという精神が貫かれている。
実際、男子のいない天皇が崩御した後、
何代もさかのぼったところから分かれている神武系の血筋を次の天皇にしている。
これこそ、古来からの皇室の、皇位は「私」(自分の遺伝子)のものではなく、
「公」のものであるという考えが貫かれている証拠である。

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