「これは中国の犬ですか」 正倉院展

朝日 2006年10月27日
皇太子ご夫妻興味深く観賞/正倉院展

皇太子さまと皇太子妃雅子さまが26日、奈良市の奈良国立博物館で開催されている
第58回正倉院展を鑑賞された。午後6時に一般の観覧が終わってからの入館だったが
沿道や同館周辺で手を振る約3200人の市民に、お二人とも にこやかに応えていた。
約40分間の鑑賞は、雅子さまが声を上げて笑われる場面もあるなど、
明るい雰囲気に包まれた。 (略)
館内で休憩後、湯山賢一館長、梶谷亮治・学芸課長、
内藤栄・工芸考古室長の説明を聞きながら会場を回った。
犬とイノシシが絡み合う意匠の大理石のレリーフ「白石鎮子(はくせきのちんす)」を見た直後、
雅子さまが「これは中国の犬ですか」と質問。
梶谷課長が一瞬答えに詰まると、雅子さまと皇太子さまは声を上げて笑った。

また、袈裟(けさ)を納める箱を包む布袋で、
ろうけつ染めを施した「御袈裟箱袋(おんけさのはこのふくろ)」には、
雅子さまが「重ね染めを何回ぐらいするのですか」と問われ、興味を示されたという。
お二人は午後7時50分過ぎ、同館を離れて宿泊先の京都へ向かった。
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000610270001

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雅子さま 3年ぶりの泊まりがけ地方公務
皇太子ご夫妻は26日から2日間の日程で、奈良と京都を訪問されている。
今回の訪問は、雅子さまにとって3年ぶりの泊まりがけの地方公務となる。
皇太子ご夫妻は26日夕方、正倉院展をご覧になるため、奈良国立博物館を訪れた。
博物館前には約800人が集まり、雅子さまは笑顔で手を振られた。
今年は聖武天皇没後1250年にあたり、
ご夫妻は聖武天皇ゆかりの品々を40分かけてご覧になった。
雅子さまは積極的に質問をし、鮮やかな赤に染められた象牙(ぞうげ)の物差しを見ると、
「きれいですね」と述べられた。
今回の訪問は雅子さまにとって3年ぶりの泊まりがけの地方公務で、
雅子さまの治療に配慮した日程となっていて、精神科の担当医師も同行している。
[26日22時27分更新]


東京駅や奈良駅での見送りや出迎えの人数を減らすなどして
負担を軽減する措置が取られた。
閉館後の見学
回復状況などについて、宮内庁は
「まだリハビリの過程。今後のご公務は状況を見ながら
ケース・バイ・ケースで判断することになる」としている。


週刊朝日2006年11月?日号
今回の「お泊まり公務」について
実質40分の見学に「本当に公務といえるのか」と指摘する声も

週刊新潮2006年11月9日号
雅子さま「お出かけの法則」3年ぶりの「リハビリ公務」雅子さまが品川駅で消えた!
「観光旅行」も公務「雅子妃」治療法に問題あり
「すべてが異例でした。これほどの規制は記憶にない」
雅子妃にとって、泊りでの公務は実に3年ぶりのことだった。
2日前に突然決定も異例、スケジュールは緩めに組まれ、翌日は私的に京都御所を見学されただけ。
出迎えの人数も制限され、宿泊先の京都大宮御所で慣例となっている旧華族らからの挨拶も受けなかった。
国民との触れあいもなく、報道陣のカメラ取材も博物館到着時と館内の2箇所に限定された。
「取材を許されたのは正倉院の1フロアだけで、京都駅、近鉄奈良駅京都御所でも、撮影取材さえNGでした。
許可されたといってもお姿を見るだけですから、当然、声をお掛けするのもだめ。
それ以外にも到着駅のホームなどで、自治体関係者などのお出迎え、お見送りも取りやめにされた。
しかも帰りは東京駅でなく、人目につかないまま車寄せに行ける品川駅で降りて、
御所にお帰りになるという異例の行動でした」(宮内庁詰記者)
「博物館での出迎えの時でさえ、博物館側が照明器を用意し、撮影のストロボ禁止というピリピリぶり。
宿泊された翌日も京都御所周辺で一般人と触れ合うような散策はなし。
今回は2日前に雅子妃が突然一緒に行くことが発表された。私的なお出かけへの批判が高まっているので、
それに配慮したかのような公務だった」(皇室ジャーナリスト松崎敏弥)
「今回は雅子さまの為に設定された公務。帰りの新幹線を東京でなく品川で降りられたのは、
東宮職の強い意思を感じました。駅構内の人に見られることなく、
素早く車まで移動できるからということなのですがちょっと過剰な気もしました」(皇室ジャーナリスト)
午後6時25分のぞみで到着、新幹線ホームから数百メートル離れたJR関係車両の出入り口から、
夫妻を乗せた車列は東宮御所に向けて密かに出発。
「雅子さまをカメラからお守りしようとこのルートが採用された。この脱出劇が成功裏に終わり、
担当職員たちはささやかな慰労会をしたと聞いています」(宮内庁関係者)
まず二日前発表の奈良・京都公務は野村・末綱の両者の辣腕によって実現したと皮肉まじり。
品川での脱出劇に皇室おっかけ主婦「お二人が消えてしまったんですよ〜」
今回の京都奈良が思いきりゆるいスケジュールなのは愛知万博の苦い経験を生かしたため。
愛知万博ではずっと人々の視線を浴びて、次々にパビリオンを回らねばならず大変な負担だった。
その象徴的シーンがモリゾーキッコロがひょうきんな姿でお迎えしているのにスルーしたところ。
『あのとき雅子さまは笑わなくてはいけないと思っても、それができないほどだったと
言われています。警備や随行員、主催者サイドと連動している関係で、予定通りの進行が優先され、
妃殿下がお休みになりたくても融通がきかなかった。」(宮内庁担当記者)
雅子さまの担当医である大野裕慶応大学教授も同行、
万が一、ご体調が急変した場合の現場対応のためということ。
精神科の斎藤環氏は「リハビリ公務を積み重ねていかれるでしょう」
雅子さまのお出かけは4つのカテゴリーに分けられる。
1公務への段階的復帰 …2月の国風盆栽展、今回の正倉院展
2ライフワーク …昨年10月のGEA(地球環境行動会議)、国連大学、アニマルセラピーの講座参加
3育児 …3月の上野動物園や東京ディズニーリゾート、学習院幼稚園の関連行事
4私的な楽しみ …コンサート鑑賞や9月の恐竜博
「今回の正倉院展は公務とされているが、千代田サイド(両陛下周辺)には
『あれのどこが公務なのか』という批判の声も。同じ国立博物館のご訪問でも、
2月の書の至宝展は公務とされていない。
公務が私的外出かの線引きは東宮職が主観的に判断するわけで何が違うのかよくわからない」(宮内庁担当記者)
「一概に公務と私的外出に二分することはできません」と東宮職は玉虫色の回答。
「公務と発表すれば取材設定をしなければならない。 雅子さまにとっては取材は大変な負担になるので
 曖昧にしてある。現在の東宮職には強い結束力を感じる」(宮内庁担当記者)



今回も、雅子妃には大野裕教授が影のように寄り添っていた。
「小和田家と知り合いだったことから、2年前に主治医となり
雅子妃の全幅の信頼を得ている人。誰も彼には逆らえない」(宮内庁詰記者)
ある精神科医が言う、「大野さんは批判をご自分が一身に浴びて、
なんとか雅子妃をかばって一生懸命やっておられるのでしょうが、
うつ病という病気の真因を考えれば雅子妃の言うことをお聞きしても難しい。
皇室にいらっしゃること自体のストレスや悩みから病気になっておいでなのだから、
皇室をお出になることなくしてご病気の改善はないと思います。大野さんも承知の上でしょうが・・」
「そもそも今回は、公務と私的な旅行の中間に位置するものだった。
しかし、大野教授から病状についても取材規制についても何の説明もなかった。
これば“治療”の一環としたら、とても雅子妃のプラスになっているとは思えない」(宮内庁詰記者)
完全復帰はまだまだ先のようである。


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