若きプリンスから「殿下」へのご成長 赤木攻

若きプリンスから「殿下」へのご成長 赤木攻
秋篠宮殿下とのおつきあいは、1985年夏私がバンゴクの日本大使館に専門調査員として
勤務していたとき、自然文化研究会の仲間とともに、
初めてタイにいらした殿下の案内役として
2週間の旅に同行したことに始まる。(中略)
その頃のことが思い出されてしかたがない。
礼宮殿下とタイの鄙びた宿で話し込んだことがある。
若いプリンスはさまざまな悩みをお持ちであったが、
話しとは皇室の一員として自らの将来設計をめぐってであった。
どのような家庭を持ち、どのように公的活動をこなし、
かつどのような研究を取り組むかであったように思う。
紀子さまとの結婚を最初のステップとして、この10年の間に確実に、しかも大きく成長された。
私が強く感じるのは、自らの方針の確立である。(中略)
私は、殿下のひたむきな学問活動こそが、直接的ではないが、
公的活動、国際親善、家庭内でのリーダーシップなど、
すべての基礎となっており、秋篠宮家全体を支えていると考えている。

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