平成18年天皇陛下お誕生日会見

天皇陛下お誕生日に際し(平成18年)
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h18e.html

問1
秋篠宮ご夫妻に,皇室にとって41年ぶりの親王となる悠仁様が誕生されました。
紀子様のご懐妊を聞かれたときの陛下のお気持ちは,どのようなものだったでしょうか。
また出産までの10か月間,紀子様をどのような思いで見守られたでしょうか。
悠仁様と初めて対面されましたときのお気持ちや参内された際のご様子,
男のお孫様としての教育のあり方についても,あわせてお聞かせください。

<天皇陛下> 
懐妊の兆候があることは聞いていましたが,安心な状況というばかりの話ではなかったので,
検査の結果順調に懐妊しているということを宮殿で侍従長から聞いた時には本当にうれしく感じました。
その後,秋篠宮妃には,つわりや大出血の可能性のある前置胎盤の症状が生じましたが,
それを乗り越え,無事悠仁を出産することができました。
秋篠宮妃には喜びと共に心配や苦労の多い日々であったと思います。
予定日より早い帝王切開での出産でしたが,初めて会った時には立派な新生児だと感じました。
出産に携わった関係者の尽力に深く感謝しています。
また,大勢の人々が悠仁の誕生を祝ってくれたことも心に残ることでした。
悠仁の生まれたとき滞在していた北海道を始め,その後訪れた各地の道々で,
多くの人々が笑顔でお祝いの言葉を述べてくれました。 
最近の悠仁の様子として目に浮かぶのは,私の近くでじっとこちらを見つめているときの顔です。
教育の在り方についての質問ですが,今は秋篠宮,同妃,眞子,佳子の2人の姉に
愛情深く育てられていくことが大切だと思います。
15歳になった眞子は,今年1年非常に頼もしく成長したように感じています。
きっと眞子,佳子が悠仁の良き姉として,両親を助けていくことと思います。

問2
二つ目の質問をさせていただきます。皇太子ご一家はこの夏,雅子様のご療養を兼ねて
オランダを訪問されました。陛下は海外でのご静養についてどのようにお考えでしょうか。
また,その後の雅子様のご回復の様子や,幼稚園生活を始められた愛子様のご成長など,
皇太子ご一家へ寄せられる思いも,あわせてお聞かせください。

<天皇陛下>
この度のオランダでの静養については,
医師団がそれを評価しており,皇太子夫妻も喜んでいたので,良かったと思っています。
皇太子一家を丁重におもてなしいただいたベアトリックス女王陛下並びに
ウィレム・アレクサンダー皇太子,同妃両殿下に対し,深く感謝しています。
最近の愛子の様子については,皇太子妃の誕生日の夕食後,愛子が皇后と秋篠宮妃と
相撲の双六(すごろく)で遊びましたが,とても楽しそうで生き生きとしていたことが印象に残っています。
ただ残念なことは,愛子は幼稚園生活を始めたばかりで,風邪を引くことも多く,
私どもと会う機会が少ないことです。
いずれは会う機会も増えて,うち解けて話をするようになることを楽しみにしています。
皇太子妃の健康の速やかな回復を念じていますが,
身近に接している皇太子の話から良い方向に向かっていると聞き,喜んでいます。
健康を第一に考えて生活していくことを願っています。

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天皇陛下誕生日
「明るく幸せな年に」=皇居で天皇誕生日の一般参賀 即位以来最高
天皇陛下の73歳の誕生日を祝う一般参賀が23日午前、皇居・宮殿東庭で行われ、
午前9時半の開門から同11時半ごろの閉門までに、
昨年より2420人多い16440人(皇宮警察調べ)が皇居を訪れた。
午後の記帳を含む参賀人数は2万152人と即位以来、最高となった。
陛下は午前中3回、皇后さまや皇太子さま、秋篠宮ご夫妻とともに長和殿のベランダに立たれ、
皇太子妃雅子さまも2回出席された。 陛下は、誕生日のお祝いに謝意を示した上で、
「きたる年が皆さんにとり、明るく幸せな年になることを期待しています」などとあいさつし、
日の丸の小旗を振る人々に手を振って応えられた。


天皇誕生日、一般参賀に2万2655人
12月23日19時18分配信 読売新聞
天皇誕生日の23日、皇居・宮殿で恒例の一般参賀が行われ、
75歳を迎えた天皇陛下は
「先ごろ健康に不調をきたし、みなさんに心配をかけましたが、
次第に快復(かいふく)していくものと思っています」とあいさつされた。
陛下は皇后さま、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻とともに
午前中に3回、宮殿・長和殿ベランダに立ち、
「厳しい経済情勢の中で厳しい年の瀬を迎えている人々も多いのではないかと案じています。
来る年が少しでもよい年となるよう願っています」と話し、祝賀に笑顔で応えられた。
午後の記帳を含めた参賀者は、平成に入り最高の2万2655人だった。
今年の祝賀行事は、陛下の体調に配慮し、関係者との茶会などが取りやめになったほか、
駐日外国大使夫妻との「茶会の儀」は乾杯だけで退席された。
皇太子妃雅子さまは、6年ぶりに「宴会の儀」にも出席された。
最終更新:12月23日19時31分

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週刊新潮2007年1月4・11日新年特大号
天皇陛下のお誕生日会見
「秋篠宮家に関する話には相好を崩し、その仲睦まじさをお話しされる陛下。
対して会う機会の少ない愛子さまとはどうしても打ち解けることができないのでしょう。
両陛下とお会いするときに緊張する雅子さまの様子を敏感に察しているのかも」(記者)
好転しない雅子妃のご病状
「オランダ静養に関するくだりでは、ある種突き放した感じさえ受けた」(別の記者)