帝王学

▼悠仁親王殿下への帝王学は

週刊朝日2007年9月14日号
秋篠宮ご夫妻が皇太子ご夫妻に遠慮
始められない「帝王教育」
大正天皇への帝王教育開始は5歳、昭和天皇は4歳から。
帝王教育とは@天皇になる心得、礼儀、道徳律などの基本哲学、A知識
秋篠宮と内定皇族の皇太子とは歴然としたさがある。
皇族費は内定費の1/6程度で、悠仁様への教育もこの皇族費からの捻出。
また、東宮御所の職員は約50人、宮家職員は10人。
島村宜伸衆議院議員(陛下の学習院大同級生)、安倍政権での典範議論棚上げを憂える。
「世界に誇る万世一系の皇統を維持するために、あらゆる角度から議論を深める必要あり」
悠仁様のために別途予算を編成したり、大幅な人員増加をするような特別な措置を行うと、
雅子さまがむ子どもは生まないと判断したことになる。数年は現状維持。


週刊文春2007年9月13日号
京都産業大学教授の所功氏も嘆く。
「秋篠宮が遠慮されるのは制度の制約上当然のことです。宮家としてスタッフなどが手薄で
今も不安定な状態が続いています。昭和天皇は幼少の頃、後の鈴木貫太郎夫人となった
足立たかが長らくご養育係を務め、全幅の信頼をえて、
彼女の影響で生物学にも興味をもたれたといわれるほど、様々なものを学ばれた。
彼女のように責任を持てる方が長期的視野で皇族教育、その後の帝王教育を担っていける
制度と環境が必要なのではないでしょうか。皇室典範改正論議も一向に進まない現状では、
将来皇位につかれる悠仁親王の教育にも支障をきたしかねません」


週刊新潮2008年10月9日号
「秋篠宮さまが悠仁さまを連れて両陛下の元にお連れするのは帝王学」(皇室ジャーナリスト)
「皇室ではまず両陛下のスケジュールが決定し、それが各宮家に女官を通じて知らされるので
東宮女官らは一応雅子さまに合流を勧めるが、雅子さまは東宮職員を誰も信用していないので話にならない」
最近では両陛下も諦めていらっしゃる。日程は知らせるが“来るも来ないも自由ですよ”
というスタンスで、それについていくのが秋篠宮家。いかないのが東宮家。
最近は苦言めいた声も聞こえなくなって、東宮はもうご勝手にという事でしょう。(同)
「両陛下という存在を肌で感じ接する事が帝王学であり、皇族である限り皇位継承のあるなしに拘わらず、
男性であれ女性であれ両陛下から学ばなければならない事がある。
東宮一家は“普通の子と同じように”という意識が強いが、それでは愛子さまにとって
とてもかわいそうなこと。愛子さまだけ「カヤの外」では禍根を残すことになりかねない。」
(皇室手帳編集長山下晋司)


週刊文春2010年12月9日号
来年、悠仁さまは5歳になり、着袴の儀をお迎えになる。
佳子さまは高校二年生、眞子さまは成年皇族となるためティアラなどの準備を進めている。
「悠仁さまは8月、石尊山に天皇陛下と登山された際、
途中ぐずられて紀子さまが抱っこされる場面もあったそうですが、健やかにご成長されています。
昆虫がお好きで、図鑑や虫の標本なども楽しくご覧になっています。
消防車や救急車などの“働く車”や、道路標識などに興味を強くお持ちでいらっしゃるようです」
(皇室ジャーナリスト・高清水氏)
皇太子、秋篠宮に次いで皇位継承順位第三位の悠仁さまの帝王教育も、現実の課題として浮上してきた。
「明治、大正、昭和の帝王教育は五〜六歳から行われました。皇太子は小学校一年生の時から
『論語』を学ばれている。しかし何をすれば帝王教育ということはない。
まずは皇族として、年上の皇族や、陛下との関わりの中で真似ぶ、学ぶ、ということが
一番大事なのではないでしょうか」(京都産業大学教授・所氏)


2012年1月 文藝春秋新年特別号
秋篠宮さまが語る悠仁さまの5年
国民の大きな関心事だろう。悠仁さまが生まれて二年後の記者会見では、
さっそく秋篠宮さまに対し、いわゆる「帝王教育」についての質問があった。
「一部では『帝王学』などという言葉も聞かれるようになりましたが、今後の教育方針については、
どのようにお考えですか」との質問に宮さまは、
「幼稚園に行って、それから小学校、だんだん上の学校に行くわけですが、
そのような中できちんとした社会生活を出来るようになってくれればと思います。
またそれと同時に皇族としての自分の立場も追々自覚し、
これは前に娘たちのことでお話ししたこともあったかもしれませんけれども(略)
これも上の2人の娘と同じことになりますけれども、
自分が関心のあることなどを深めていってくれれば良いなと私は思っております」と答えている。
では、宮さま自身はどんな教育を受けてきたのだろうか。両陛下は子育てやしつけに厳しかった。
陛下は算数や漢字の読み書きをはじめ、東宮御所のプールや浜名湖で泳ぎ方まで宮さまに徹底して教え込んだ。
小さいころから動物にも親しんだ。
「鶏も兄が先に飼い始めました。父は兄妹分け隔てなく同じように接したと思います」と、宮さまは話す。


▼皇太子殿下への帝王学は

伝えられぬ“帝王学”長官発言の裏に陛下のご苦悩
2008.2.23
「家族の問題と思うこと自体間違っている。陛下のご心配はそんなレベルではない」
会見の様子が伝わると天皇、皇后両陛下の側近たちは口をそろえた。
「単に孫にお会いになりたいということではなく、国の問題だ」
陛下は皇太子時代、ほぼ毎週御所を訪れ、昭和天皇との折々の会話の中から、
象徴天皇としてあるべき姿の“帝王学”を学ばれたという。
「長官も侍従長も教えられない、父から子への伝承。こればかりは来ていただかなくては
どうしようもない」と古参の側近。
別の側近も「今、陛下からうかがっておかないと皇太子ご自身がお困りになることがある。
陛下ももうあのお年。いつまでも時間がおありになるわけではない」と陛下のご心情をおもんばかる。
http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/080223/imp0802230842001-n1.htm


花田紀凱 ザ・インタビュー
BSデジタル11ch 2008年10月5日
皇太子は帝王教育が不十分だった。
昭和天皇が10とすると今上天皇が5、皇太子は1以下。(皇室関係者談)
そんな発言自体がもう資格を失った発言で自分の位置がわかっていない。
「人権」「人格」「守る」などの言葉は一般人用語
「一生大切にします」ならよかったのに。


皇族の「公(おおやけ)」と「私(わたくし)」
三笠宮寛仁親王殿下 (2009年4月 PHP出版)
いわゆる「帝王学(先帝様のときのような)」という学問のカテゴリーはなくなったといってもいいでしょう。
しかしながら、環境のなかでの「帝王学」というのは当然あって、
今上陛下は先帝様の背中をご覧になってお育ちになったわけですし、
語らいのなかに父子相伝のようなこともあっただろうし、無数の行事をこなされるなかで
自然に『らしく』なられていくのだと思います。
いまの皇太子殿下はご自身のご生活態度はご立派ですが、マイホーム主義が過ぎていると思います。
ご家族のことを発言されたり、公表なさるのではなく、
もっと国民のことをつねに心に掛けられたご発言をしていただかないと、将来の日本の御大将として
「帝王学」はどうなっているのだろうということになります。


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諸君!2008年7月号(文藝春秋)
慈愛と祈りの歳月にお供して 渡邉允(宮内庁侍従職御用掛・前侍従長)
ご参内について言えば、両陛下は、東宮時代、週に一度、お子さま方を連れて参内されていました。
そして、その折に、昭和天皇、香淳皇后から多くのことを学ばれたのだと思います。
両陛下には、子々孫々に伝えたいことがたくさんおありになる。それは帝王学というような難しいことではなく、
皇居内でやっている稲作や、お蚕に関することであるとか、皇室の伝統的な行事に関すること、
さらには、国民の幸せ、戦争と平和のことなど、まさに数限りがないのではないでしょうか。


月刊FACTA2009年1月号
かつて「定例御参内」というのがあった。
毎週金曜日の夜、東宮一家が吹上御所を訪ね、昭和天皇皇后と食事を共にした。
皇后も一時は拒否反応があったが、後に振り返って、「陛下をお直(じき)に、お目にかかれること」、
天皇は「陛下が自然にされることを側で見ていること」が参考になり、子供たちの帝王学になったと語っている。


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帝王学はいらない 森暢平

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■秋篠宮文仁親王殿下の帝王学について
※当時礼宮さま11歳 
第080回国会 内閣委員会 第8号  昭和五十二年三月二十二日(火曜日)
◇上田委員 一般予算の中に入っておりますところの宮廷費の問題について
まず具体的にお聞きをしてまいりたい、このように思います。
この予算書にも出ておるわけでありますが、進講謝金という項目があるわけでございます。
五百三十万ほどの予算が組まれておるわけでありますが、
この進講謝金の対象者はだれとだれなのか、ひとつお答え願いたいと思います。
◇石川(一)政府委員 お答えします。ただいま御質問のございました進講謝金、
これは皇太子殿下、浩宮、礼宮両殿下の東宮三殿下が各般の教養部面
あるいは国際事情あるいは語学その他各般の部門にわたって御進講を受けられるための謝金でございます。
◇上田委員 いま皇太子それから浩宮、礼宮様お三人の進講謝金、
対象者は三人ということでお答えいただいたわけでありますが
進講の目的は一体何なのか、目的をひとつお聞かせ願いたいと思います。
◇石川(一)政府委員 皇太子殿下は将来の皇位継承者でございますし、
お子さんもそれぞれ皇位継承の資格を持っておられるわけでございまして、
それぞれ皇位継承者にふさわしい御教養、御学問をされるための御進講の経費であると考えております。
◇上田委員 午前中の、いわゆる宮廷費の中の進講謝金の問題でありますが、
これについて実施回数を午後明らかにしていただきたいということを申し上げたわけであります。
それから、講師とか科目、対象者の詳しいことをもう入手されたのかどうか、わかっておれば
お答え願いたいと思います。
◇石川(一)政府委員 お答え申し上げます。五十年度の実績でございます。これは非常に
急いでやりましたので、あるいは多少回数に前後があるかもしれませんが皇太子殿下の
場合におきましては、英語とフランス語の御学習をなさっておりまして、五十三回でございます。
時間数は、そのときで一時間とか二時間とかございます。
それから国際事情の関係で二十一回でございます。それから経済関係が五回、
それから歴史の関係が三十七回、それから日本文学、文学関係が二十回、
その他いろいろありまして、あと百三十八回ぐらいあるということでございます。
それから浩宮殿下でございますが、これは英語の関係が二十五回、それから音楽の関係が六十四回、
これはバイオリンとかピアノとかいろいろお習いになっているわけでございます。
それから書道の関係が十五回でございます。
それから礼宮殿下、これは英語の関係が二十九回、書道が二十五回、
それから音楽の関係が三十五回、それから体育関係が十一回。
以上でございます。
◇上田委員 講師はどうなっていますか。
◇石川(一)政府委員 英語の関係はダン夫人、それから国際事情の関係でございますね、
これは亡くなられましたが平沢和重さんとかときには外務省の関係の方とか、
そのときそのときによって違いがございます。
それから、経済は中山伊知郎先生、歴史の関係は三上さんとかその他の歴史学者、
日本文学は五島茂さん。あと書道その他、申し上げますか。書道の関係は桑原という方です。
音楽は久保田良作という方と古池みさ子それから小林という方、以上であります。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/080/0020/08003220020008c.html


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