森茉莉 著 マリアの空想旅行

森茉莉 著 マリアの空想旅行
昭和46年 芸術新潮
現代の国民が今上陛下や皇族方に親しみを持ち、
とくに常陸宮、華子妃、礼の宮に親愛を抱いていることが、
週刊誌などにちらつく興論の中に見える。
常陸宮、常陸宮妃のとりつくろわない、どう見せよう、というところのない、自然なところや、
礼の宮の自然児のところを国民は感じ取るのだろう。
私は礼の宮の、どこか偉きな(おおきな)ところと、
天衣無縫なところ、我儘で、感受性の鋭いところがなんともいえなく好きである。
常陸宮、礼の宮、ともう一人、まだあまり一般の国民には親しまれていないが、
三笠宮の寛仁親王、このお三人はたしかに明治天皇的である。


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